home > Story

story

 

命で奏でよ・・・

 
19世紀が生み出した最高のヴァイオリニストと讃えられるニコロ・パガニーニ。
彼には黒い噂があった。悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた・・・・。
「自分に才能がないことに気づいてしまうくらい才能があった」少年パガニーニ。
彼はある日、町外れの十字路で悪魔と出会ってしまう。
音楽の悪魔アムドゥスキアスと・・・・。
そして血の契約で100万曲の名曲を演奏できるようになり、
下は庶民、上は王侯貴族までが彼のメロディーに熱狂してゆく。
演奏を止めることができないパガニーニ。
無限にあると思われた演奏は砂時計のように滑り落ちてゆく。
友情、恋愛、家族愛と様々な人々の感情を巻き込みながら・・・。